NPO法人
ハートセービングプロジェクト

お問い合わせ

2025年5月モンゴル地方健診に参加してbyウルカ

2025年5月21日

2025年4月29日に日本出発、5月4日帰国のモンゴル地方検診活動に参加した現地通訳のAriunzorigt・Ulambayar(通称ウルカ)さんから、今回の活動に参加した感想をいただきましたのでご紹介します。
ウルカさんは日本語が堪能で、現地では地方検診活動に同行して通訳ガイド・映像記録係として活動しています。
本業はモンゴルの山岳ガイドで、ウランバートルのゲストハウス「サミットゲストハウス」の運営と、
ツアー会社「モンゴリアン・マウンテン・サミット」の経営をしています。

バヤンウルギー検診に参加して

アリウンゾリグト・ウランバヤル(通訳・モンゴル山岳ガイド)

2025年5月にモンゴル国バヤン・ウルギー県で実施された子ども向けの心臓検診プロジェクトに参加し、3日間にわたりチームの一員として活動してきました。前回は2018年に同じ地域で行われた検診にも参加しており、その時の経験が今回の活動にとても役立ちました。

4月30日国内線の飛行機でウルギー空港に到着

バヤンウルギー県立病院で院長にご挨拶

受付に集まる患者さんとご家族

今回は航空便のスケジュールに合わせて、通常よりも1日多く作業を行うこととなりました。これまで訪れた他の県と比べて人口が多いと実感し、心疾患に限らず、他の病気を持つ子どもたちが多いように感じられ、非常に印象的でした。

検診チームは、通訳2名、受付担当1名、こども病院の医師1名、日本から来た医師5名で構成されていました。現地の医師や医療関係者の方々がとても協力的で、作業は滞ることなくスムーズに進行し、感謝の気持ちでいっぱいです。
また、チーム全員の体調も良好で、何のトラブルもなく、無事に検診を終えることができました。これまで私が関わった県の中でも、バヤン・ウルギー県の医療従事者の方々は、子どもたちのために本当に熱心に、真心を込めて働いている姿がとても印象的でした。

一室を借りて今回の検診に使用

心エコー検診の様子

モンゴルの未来を担う子どもたちの健康のために尽力しているすべての医療従事者の皆様、そして本プロジェクトを円滑に進めるために財政的・物理的にご支援くださった関係団体の皆様に、心より感謝申し上げます。

ウルギー空港を出発

また来ます!

 

 

 

 

(完)