NPO法人
ハートセービングプロジェクト

お問い合わせ

麻酔科トンガラク先生の来日研修

2025年10月22日

日本小児麻酔学会での発表を含む教育プログラムで、モンゴル国立母子保健センター(NCMCH)の麻酔科のトンガラク先生が10月2日に来日、8日に帰国しました。
NCMCHから教育プログラムでこれまでに来日したのはすべて小児循環器科の医師でしたが、今回初めて麻酔科の先生を招へいしての教育プログラムを実施しました。

愛媛大学医学部附属病院での研修

日本到着翌日の3日には愛媛県へ移動し、愛媛大学医学部付属病院での心カテーテル治療2例を見学しました。同病院では、ハートセービングプロジェクトのモンゴルでの活動の際に共に治療活動を経験した医師のかたがたから院内を案内してもらったり、日本で行われている実際について説明を受けたりしました。

 

藤井園子理事(左)から説明を受けるM.アリウントンガラク医師

カテ室内で実際にレクチャーを受けました

愛媛大学病院のみなさまありがとうございました

日本小児麻酔学会での発表

4日、徳島へ移動して学会に出席。翌5日は発表を行いました。発表前後では日本の麻酔科医のかたがたと交流をし、お互いに質疑応答を交わすなどたいへん有意義な時間を過ごすことができました。

 

 

今回の教育プログラム実現には理事の藤井園子先生(左)が今年の4月から数ヶ月にわたり貢献なさいました

発表のもよう

発表後の懇親会

6日に東京へ移動し、翌日のフリータイムを経て8日に無事帰国されました。
帰国後、アリウントンガラク先生から「日本での教育プログラムはたいへん刺激的で多くのことを学ぶことができました。実現に向けてご尽力されたみなさまにこの場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました」とのメッセージが届いています。