NPO法人
ハートセービングプロジェクト

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バヤンホンゴル検診班

2010年6月26日

6月19日~6月25日の期間中にバヤンホンゴル県に検診に行ってきました。
バヤンホンゴル県はウランバートル市内から630キロ離れた場所です。
バヤンホンゴル県の人口は81,214人いますが家畜が2,284,700頭だそうです。

日本から田村真通先生、太田宇哉医師、増川昭子看護師、犬山香代看護師、事務局長宇佐美博幸氏の5名でチームを組み、
秋田空港、関西国際空港、札幌空港、成田空港の各空港から6月19日に出発しました。
夜、ウランバートルに到着し、スタッフの方々と打ち合わせしました。

6月20日午前中、母子センターで検診。19名の患者さんが受診されました。
ウランバートル市内だけではなくセレンゲ県、フブスグル県、ホブド県、ドルノゴビ県、アルハンガイ県等8ヶ所から
患者さんが受診に来ていました。

6月21日、母子センター循環器医師Bayarmaa先生、HSPモンゴリアボランティアスタッフ通訳のBadral君,
通訳のOtgonbaatar君の3名が検診班に加われ、バヤンホンゴル検診班がウランバートル市内の空港からバヤンホンゴル県へ迎えました。
国内線の飛行機で2時間をかけてバヤンホンゴル空港に到着しました。
空港にはバヤンホンゴル中央病院の副院長サラントーヤ様が迎えに来ていました。

バヤンホンゴル中央病院院長Battsetseg様に挨拶し、現地病院の副院長 Sarantuya様、循環器医師Lkhagvadulam様、
看護師のOyuntsetseg様の皆さまが加われ検診開始。
初日に64名の患者さまが受診され、心エコー検査など行われました。

6月22日、10時検診開始。71名の患者さんが受診されました。

6月23日朝、23名の患者さんを診て、午後からバヤンホンゴル市から50キロ離れたShargaljuut温泉病院へ移動。
わずか50キロのところなのに道が悪いため2時間もかかり、検診班のみなさまは疲れ気味でShargaljuutに到着しました。
Shargaljuutは温泉地で有名な場所です。日本のテレビなどで「朝青龍関がケガの治療のためにこの場所を訪れていた」事が
報道されいたこともありました。
今回、Shargaljuut病院の依頼でここの場所を訪れ、15名の子どもたちが私達を待っていました。
検診中に停電になり、暗い中で検診を続けていました。
検診を終え、バヤンホンゴル市へ移動。ようやくホテルに到着して夕食をとりました。

日本から検診チームが来ていることを聞いて子どもを診てもらいたいために滞在中のホテルまで訪ねてくる患者さんもいました。
12時半に国内線の飛行機でウランバートル市へ移動し、その日の夜、22時にソウル経由で日本に帰国しました。

3日間の検診で192名の患者さんに心エコー検査をし、無事に検診が終わりました。

検診班に関わったみなさまに心から感謝いたします。

検診を終え、記念撮影

検診を終え、記念撮影

田村先生、Bayarmaa先生、現地病院看護師 心エコー検査中

田村先生、Bayarmaa先生、現地病院看護師 心エコー検査中

Shargaljuut温泉病院 検診中に停電になっても検診を続ける田村先生、大田先生、増川看護師。

Shargaljuut温泉病院
検診中に停電になっても検診を続ける田村先生、大田先生、増川看護師。

ICUに入院している患者さん

ICUに入院している患者さん

Shargaljuut温泉病院前で受診に訪れた子どもたちと一緒

Shargaljuut温泉病院前で受診に訪れた子どもたちと一緒

Shargaljuut温泉病院

Shargaljuut温泉病院